映画『帰ってきたヒトラー』の動画を視聴するときは”〇〇”に注目しよう!見所3選

2015年、話題となった映画『帰ってきたヒトラー』をご存知ですか? ヒトラーといえば、冷徹で、恐ろしくて、世界人類の敵…というイメージがありますよね。僕も小さい頃に読んだ歴史の本で「この人はやばい人だ…」と震えたことを覚えています。

ですが、それってヒトラーの全てですか? ある一面を切り取った姿なんじゃないですか? そう聞かれたとき、あなたは「いやいや、ヒトラーは性根まで腐った、最低な人間だよ」と言うことができるでしょうか。とてもじゃないけど僕はそう言い切れるだけ、彼のことを知りません。

そんなとき、観た映画が『帰ってきたヒトラー』でした。この作品は2015年に公開され、ヒトラーが現実世界に戻ってきた世界を描いています。あまりのリアルさからまるで今現在もヒトラーは生き続けているかのような錯覚を覚えてしまいました。ヒトラーの賢さゆえに現実世界に順応していく過程が妙にリアルで、かつ、巧みな話術で人を惹きつけていく…。

今回は映画ライターの僕が映画『帰ってきたヒトラー』の見所を3つ、まとめましたのでぜひご覧ください!さらに、『帰ってきたヒトラー』を視聴できる動画配信サービスも紹介しますのでこの記事を読み終えた後にでも実際に視聴してみるとより、面白さがわかっていただけると思います!

ABOUTこの記事をかいた人

映画ライター兼大学生。1996年生まれの22歳。好きな映画は"無伴奏"、"Das boot(Uボート)"。戦争映画、ドキュメンタリー、SFのジャンルを好む。映画の他にもアニメ、ドラマなどの作品コラムも執筆。 映画を楽しむコツは"前知識を蓄えた上で観ること"。と、どんなジャンルの映画でも"コーラとポップコーンを欠かさないこと"。

    「帰ってきたヒトラー」とは?あらすじ、登場人物など紹介

    出典:Amazon.co.jp

    ジャンル SF、ドキュメンタリー
    主演 オリバー・マスッチ
    監督 デヴィッド・ヴェンド
    公開年 2015

    帰ってきたヒトラーは2012年にティムール・ヴェルメシュが発表した風刺小説『帰ってきたヒトラー(原題:Er ist wieder da「彼が帰ってきた」)』を元に作られたドイツ映画です。映画自体は原作の内容そのままに、「もし、原題に彼(ヒトラー)が蘇ったらどうなる?」というSF的要素も含んだ映画になっています。話自体は軽快に進みますが、この映画が生まれた背景には様々なものが…。それは難民問題です。

    ヒトラーを演じたオリバー・マスッチはインタビューに「彼(ヒトラー)が出てきた時代のドイツは恐慌もあって大変な不景気だった。その中で『ドイツはまた強くなれるんだ』と希望の星として人々を扇動してきた。」と語っています出典:産経新聞

    ヨーロッパは地続きのため、難民が行きやすいとされています。日本では難民問題はあまり問題視されていませんが、現在のヨーロッパでは深刻な状況になっており、その中でこの作品が公開されたことは一種の「メタファー」的要素が含まれているのではないでしょうか。作中にも移民問題についてヒトラーがインタビューする様子が描かれています。かなり、ディープな問題が含まれているのがこの映画なのです。

    …と暗い感じになってしまいましたが、映画自体はそんなテーマを物ともせず(?)、軽快に、軽やかに面白おかしく進み、気づいたらあっという間に2時間が経っていることでしょう!

    「帰ってきたヒトラー」の動画の見所3選!

    ① 本来はありえない展開。妄想が現実になったような錯覚に。

    帰ってきたヒトラーのストーリーについては若干のネタバレを含んでいるので、もし絶対に内容を知りたくない方は下までスクロールしてください。

    帰ってきたヒトラーの見所は何と言っても”ストーリー”にあります。舞台は現代のドイツ。何の変哲も無い街に突如として現れた本物ヒトラー。皆さんご存知、現在のドイツではヒトラーに関しては”タブー”とされています。

    例えば、日本の学校教育でよく見かける「手をあげる動作」。これはドイツではNGです。なぜかというと、これは「ナチス式敬礼」といって、ヒトラーへの敬礼と同じ動作だからです。

    他にもオーストリアでは「ナチス禁止法」まで制定されています。オーストリアでは車のプレートにナチス・ドイツを連想させるような文言は入れてはいけないことになっています。

    例えば、

    ・AH→アドルフ・ヒトラーだから

    ・HH→ハイル・ヒトラーだから

    ・SS→親衛隊だから

    のように、ナチスに関係するものは禁じられています。

    だからこそ、この現代にヒトラーが蘇ったとき、ドイツ人が見せる表情や、実際にヒトラーが街に溶け込んでいく様子がなんとも面白く、興味深く感じますね。

    人はダチョウ倶楽部のように「押すな!」と言われれば押してしまうように、何か禁じられているとそれを実行してみたくなるような特性があるのだと思います。だから、実際に作中でヒトラーが街中に現れ、散歩する時のドイツ人の様子は思ったよりもヒトラーに対して好意的です。

    まさにこれが見所の1つではないでしょうか。誰しも夢で思い描く妄想がリアルになった、そんな印象をこの映画から受けるでしょう。

    ② プッと吹き出す小ネタ集。セリフからシーンまで

    この映画、壮大なテーマを扱っている割に、ちょっとした小ネタが多く、見ていて飽きません。

    例えば、ヒトラーが言うこんなセリフ

    陽気なオーラの中年デブ女

    これって誰のことを指しているかわかりますか?これはメルケル首相のことです。若干の皮肉とともになんだか気持ちの良いセリフですよね。

    また、自身が着ている軍服をクリーニングに出した時も

    電撃洗浄だ!

    と言っています。これはかの有名な「電撃作戦」とかけています。おまけにクリーニング屋の名前も「ブリッツ(電撃)」。

    他にも「第四帝国どころか、イケアの家具も作れん!」とか「テレビは奈落を映さず、料理番組しか流さない。」とか、他にも数多くのセリフがあり、探すだけでも面白く感じます。

    また、作中のシーンでもいくつか小ネタが。映画のラストシーンでテレビ局の視聴率が急落し、局の大問題を迎え、幹部がミーティングをするシーン。その時、局長のクリストフが数人を残し、あとは部屋を出ていってもらうという場面があります…そう、これはかの有名は「ヒトラー最後の12日間」のあのシーン。

    シリアスなのにちょっと笑える。そんな観る者を飽きさせない映画がこの「帰ってきたヒトラー」なんです。

    ③ ヒトラーを見る人の目。人間に潜む本質的な恐怖。

    最後の見所の3つ目はこの映画で描かれている「人間に備わった本質的な恐怖」が見れるところです。これは僕もゾッとしました。

    というのもヒトラーは先ほども言ったとおり、ヨーロッパではタブー扱いとなっています。それなのに作中では大半の人がヒトラーを受け入れ、彼がでるテレビ番組を視聴し、大変な視聴率を誇ります。

    「本物じゃないだろう」と思いながら作中のドイツの人はテレビを見ているわけですが、本来タブー視されていたものをここまで受け入れる力、というよりそこに対し、抵抗を示さない様子がなんともヒトラーに対する価値観が変更されつつあるのではないかと感じました。

    というのも作中でヒトラーに対し、怒りをあらわにしたドイツ人は主に高齢者、実際に彼を目の当たりにした世代だからです。ドイツでヒトラー教育が盛んにも関わらず、意識の違いがはっきりしすぎていて、どうも人間の恐怖心の薄れやすさが現れているように感じました。

    映画ラストシーン、ヒトラーはこう話します、「1933年の当時、大衆が扇動されたわけではない。彼らは計画を明示した者を指導者に選んだ」と。

    今までヒトラーといえば「独裁者」という面が強く印象的でしたがそもそも「選挙」で選ばれています。国民からの信頼も厚く、それを選んだ国民の側を私たちは見ていませんでした。

    ヒトラーは自分から独裁者になったのではない、選ばれて独裁者になったのだ。

    そう思うと、この日本もうかうかしていられませんね。今日にでも明日にでも同じようなことが起こりかねません。

    「帰ってきたヒトラー」を見ていないのはもったいない!

    最後はちょっとホラーちっくではありましたが、映画『帰ってきたヒトラー』は面白くもあり、コミカルでもあり、ウィットに富んだ、様々な見方ができる映画です。ぜひ、ご覧になってください!

    「帰ってきたヒトラー」が視聴できるのは動画配信サービス

    映画「帰ってきたヒトラー」を観るなら動画配信サービスをおすすめします。

    動画配信サービスとは?

    動画配信サービスとは、ある一定の料金を支払うことでその期間は動画を観ることができるサービスのことを言います。例えば、「NETFLIX」や、「hulu」、そして「U-NEXT」などのサービスをそう呼びます。

    月額料金を支払えば、動画などのコンテンツが見放題になるということで今、大注目のサービスです!

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    「帰ってきたヒトラーはこのサービスで!おすすめ動画配信サービス3選

    ここでは、動画配信サービスの中で「帰ってきたヒトラー」を視聴できる3つの動画配信サービスを比較し、紹介します。

    ① U-NEXT(見放題で視聴可能)

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    作品数 見放題作品約8万本以上、レンタル作品約4万本以上
    料金 月額1,990円(税抜き)
    無料お試し期間 31日間
    作品ジャンル 映画、ドラマ、アニメ、バラエティ、ドキュメンタリー、アダルト他
    画質 フルHD、4K
    個別課金について あり
    オフライン再生 可能
    TV視聴 視聴可能
    同時視聴可能台数 最大4台まで
    支払い方法 キャリア決済(au、ドコモ、ソフトバンク)、Amazon.co.jp、クレジットカード
    編集部おすすめポイント 月額料金が高いものの、1つのアカウントで4分割できるファミリーアカウント制度は便利。4人家族なら一人あたり月額500円で利用できるし、子どもには年齢制限を設けることも。見放題作品が8万本以上なのも頷けますね。

    ② dTV(見放題で視聴可能)

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    個別課金について あり
    オフライン再生 可能
    TV視聴 可能
    同時視聴可能台数 1台まで
    支払い方法 ドコモ会員→キャリア決済

    ドコモ会員以外→クレジットカード

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    ③ FODプレミアム(見放題で視聴可能)

    国内ドラマに強く、見放題作品も充実。さらに雑誌101誌が読み放題のFODプレミアム

    フジテレビの名作ドラマを中心に見放題動画2万本がラインナップ。139に分けられたジャンルから見たい作品を選ぶことができ、最新映画もオリジナルコンテンツも充実のFODプレミアム。

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    作品数 見放題動画2万本以上、雑誌101誌読み放題
    料金 月額料金888円(税抜き)
    無料お試し期間 1ヶ月
    作品ジャンル 国内ドラマ、バラエティ(フジテレビが中心)、映画、オリジナル作品あり
    画質 SD、HD画質
    個別課金について あり。FOD内のポイントで利用可能
    オフライン再生 不可
    TV視聴 可能。
    同時視聴可能台数 5台まで
    支払い方法 キャリア決済(au、ドコモ、ソフトバンク)、クレジットカード
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    ABOUTこの記事をかいた人

    映画ライター兼大学生。1996年生まれの22歳。好きな映画は"無伴奏"、"Das boot(Uボート)"。戦争映画、ドキュメンタリー、SFのジャンルを好む。映画の他にもアニメ、ドラマなどの作品コラムも執筆。 映画を楽しむコツは"前知識を蓄えた上で観ること"。と、どんなジャンルの映画でも"コーラとポップコーンを欠かさないこと"。