主人公の四三(中村勘九郎)がストックホルムから4カ月ぶりに帰国した大河ドラマ『いだてん』第14話。 4カ月ぶりの東京は、四三の目には新世界のように映り、さらにはスヤ(綾瀬はるか)とも再会しましたね!
今回は「いだてん14話を見逃した…!」という方向けに、 「いだてん」の見逃し配信を見る方法と、あらすじネタバレ結末まで紹介します!
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Contents
『いだてん14話』の見逃し動画を視聴する方法
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「いだてん」第14話のあらすじ
時代は明治から大正へー。
四三の新しい挑戦がはじまる。次回、第14回「新世界」は 4月14日(日)放送です!#いだてん pic.twitter.com/iaNBHgvrTs
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年4月1日
オリンピックの戦いを終え、ストックホルムから帰国する四三(中村勘九郎)。元号も明治から大正に移り、四三には人々の空気が変わったように感じられる。報告会で大勢の高師の仲間が四三の健闘を称える中、敗因を問いただす女性が出現。永井道明(杉本哲太)の弟子・二階堂トクヨ(寺島しのぶ)である。永井とトクヨはオリンピックでの敗北を受け、娯楽スポーツではなく強靭(きょうじん)な肉体を作る体育の推進を改めて主張する。同じころ、孝蔵(森山未來)は四三とは逆に旅立とうとしていた。円喬(松尾スズキ)とは別の噺家について地方を回るのだ。新橋駅から出発の日。師匠に見限られたと思っていた孝蔵のもとに、円喬が駆けつけて──。
出典:NHKいだてん
ストックホルムから帰国した四三を待ち受けていたのは、厳しい批判の嵐でした。 今で言う、炎上です。
現代のように、インターネットはおろかテレビ中継もない時代ですから、四三の奮闘が国民には伝わっておらず、一方の四三にも、帰国前にそんな日本の炎上騒動が伝わっているはずもなく…。日本に着いて初めて、厳しい現実を突きつけられた四三は戸惑ってしまいます。 自分だけが取り残されたように感じ、オリンピックに出場したことさえも現実だったのかと疑うほどに。
それは、三島弥彦や嘉納治五郎にとっても同じだったようです。 まるで新世界のように様変わりしてしまった状況に、浦島太郎状態になってしまうのでした。
そんな第14話「新世界」、ぜひその目でご覧ください!
「いだてん」第14話の感想・見所は?
夢のようなスポーツの祭典オリンピックが終わり、日本に、そして四三たちにも変化の波が訪れた今回。
中でも、印象的だった3つの変化についてご紹介します。
これが見納め? 天狗倶楽部
「俺たちは天狗ではない、人間に戻るんだ」 #天狗倶楽部 フォーエバー👺 T・N・G!T・N・G!#いだてん#満島真之介 #近藤公園 #武井壮 #山本美月 pic.twitter.com/ZWgEQQ8gyD
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年4月14日
痛快男子、三島弥彦率いる天狗倶楽部が、ついに解散します。 元号が明治から大正になり、時代の変化でスポーツ=娯楽という逆風が強くなったというのも理由のようですが、そもそもメンバーが割といい年齢になっていたことが判明します。
天狗倶楽部のメンバーは全員学生かと思ったら、武井壮さん演じる押川春浪は36歳、満島真之介さん演じる吉岡信敬は30歳。結構なお年を召していたんですね。
孝蔵が泣いた!
地方を回る旅に出る #孝蔵🚂
そして出発の日、駅には思いがけない見送りが…!?📺#いだてん 第14回「#新世界」まもなく[総合]夜8:00 pic.twitter.com/mXOlbl3xxn
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年4月14日
後の古今亭志ん生となる、美濃部孝蔵にもまた変化が訪れます。
敬愛する師匠の円喬の命で、他の師匠について土佐回りをすることになり、見放されたとがっかりする孝蔵ですが、出発の日、新橋駅に円喬が駆けてきて、餞別にと高級タバコを渡します。 孝蔵は、師匠の粋な計らいに泣いてしまいます。
普段は悪態ばかりついて、世の中を斜に構えて見ているような孝蔵が泣くなんて! 思わず涙してしまうシーンです。
四三とスヤが再会!
「ばばばばーっ」😲 #四三 のお見合い相手はまさかの #スヤ!池部家に嫁いだはずのスヤが一体どうして? このお見合い、果たしてどうなる?次週をお楽しみに! pic.twitter.com/TZQxHV7fFf
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年4月14日
恐る恐る熊本の実家に戻った四三を待っていたのは、なぜか歓迎ムードの金栗一家。戸惑う四三を、兄の実次は「悪いようにはしない」と、有無を言わさぬ勢いでどこかへ連れていきます。
四三が連れてこられた先で仕組まれていたのは、なんとお見合い。しかもそのお相手は四三の幼馴染、春野スヤでした。 ここで、アレと思ったあなたは鋭い! スヤは結婚して、池部スヤとなっていたはずですが、ここでは旧制の春野に戻っています。
この深層は次回明かされますが、四三とスヤがまさに「悪いようにはならない」展開が待っています!
「いだてん」第14話「新世界」のネタバレ解説
プロローグ
金栗四三(中村勘九郎)と三島弥彦(生田斗真)が出場したストックホルムオリンピックの様子は、日本ではニュース映画として上映されていた。ストックホルムオリンピックは2週間前にすでに終了しているが、ニュース映画を観ようと、東京高師の学生たちは映画館にやってきた。そこには西洋人の見事な肉体や、観たこともない競技が映し出されていた。
野口(永山絢斗)ら徒歩部の仲間が四三はまだかとヤジを飛ばしていると、監守の永井道明(杉本哲太)が立ち上がり、その場を静めた。永井は苦々しい思いでオリンピックの映像を見ていた。2週間前、寄宿舎に届いた「カナクリ キケン ハイタイス」の電報は、永井達にとって衝撃だった。
初めての死者が出たオリンピックを終え、4年後の1916年にベルリンでオリンピック開催が決定した。そして、四三がベルリンオリンピックの決意を胸に帰国する頃、明治天皇が崩御し元号が大正に変わった。
押し寄せる批判
大正元年 9月
四三は1人、新橋駅に到着した。敵は幾万の歌に見送られこの地を後にしてから、早4カ月が過ぎていた。雨の降る寒空の新橋駅に四三を迎えに来ていたのは、東京高等師範学校徒歩部の仲間たちと可児(古舘寛治)だけだった。地味な出迎えだったが、今の四三には返って救いだった。
四三は、自粛ムードが漂う東京の暗い街を目にした。可児にねぎらいの言葉をかけられ、四三は自分の非力と不甲斐ない結果を詫びた。可児はそれはまた後ほどといなし、疲れただろうと四三を気遣う。その可児は、足を怪我して松葉づえをついて歩いている。四三が驚いて尋ねるが、それもまた追々話すと濁す可児だった。
四三はオリンピック土産に、日本ではまだ知られていないスポーツの道具をいくつも持ち帰った。寄宿舎に戻るとオリンピックの結果報告会が行われ、四三はオリンピックでの敗退を詫びた。四三の血のにじむような努力を間近でみてきた学友たちは、四三を温かくねぎらう。和やかな雰囲気に、四三がシベリア鉄道でのドイツ人との飲食した時のエピソードや、スウェーデン語で水のことをバッテンということなどを話して聞かせると、笑いが起こった。
その時、1人の女性が敗因は何かと声をあげ、厳しく四三を問いただした。女性は、みなが四三を腫れもののように扱い核心をつかず、つまらない話で盛り上げようとしていると非難し、前に進み出た。さらに、四三の目を見据えて、再び、羽田の予選では世界記録を出しながらも、本選では棄権し、国民の期待を裏切った原因は何かと詰め寄るのだった。
女性は、羽田のコースの距離やタイムが正確だったのか疑わしいとまで言う。ついには、審判員だった弥彦は選手登録さえしていなかったとし、国民の多くが四三と弥彦が代表だったことに不満を持っていると非難した。四三は、いったい誰なのかと困惑する。たまらず、野口が賄い婦のぶんざいでと声を荒げた。すると永井が立ち上がり、弟子の二階堂トクヨ(寺島しのぶ)だと言った。
尚も答えろと、四三に詰め寄るトクヨに、野口らは答えなくていいと制すトクヨも引かない。女のくせに生意気だと言われ、トクヨの怒りが爆発する。教職につこうとする者がなんと下劣なことを言うのかと一蹴し、野口に向かって棚から牡丹餅めと罵った。それは、たまたま男に生まれただけのボンクラと言う意味だとトクヨが言うや否や、生徒たちは殺気立った。
その時、四三が口を開き、敗因は一つではなかったと話し出した。食事の問題、練習法、天候など敗因は数あれど、どれも言い訳になるから胸の内にしまっていたという。すると、今度は永井が声をあげ、敗北から学ばなければ意味がないと言う。そして、日本の体育は50年遅れており、それが四三と弥彦の敗因だと言い切るのだった。10年、50年後に欧米人と肩を並べるために、今何をするべきかを考えるのが使命であると。
しかし四三は、自分には4年しかないと言い返した。永井の言う通り、国民の体格の改良は急務であるが、自分にはそんな時間がないと。4年後もオリンピックに出場するつもりかと問う永井に、四三は決意を込めてハイと答えた。ベルリンのスタジアムの旗竿に日の丸を必ずや掲げるために、明日から粉骨砕身して練習に励むという四三の気迫に、永井は息をのんだ。
新たなスポーツの波
四三はその夜、「今度こそ勝つために」と再びノートを作った。そこには、ヨーロッパの舗装路対策、出だしのスピードなど、ストックホルムオリンピックでの経験から得た対策が記されていた。そして、当時電話の普及で立ち始めた電信柱を使い、スピードの緩急に慣れるための電信柱練習法などに励む四三だった。
一方、東京高師では後輩の野口が四三の持ち帰った陸上競技の道具に興味を持ち、練習を始めていた。砲丸投げややり投げなど、新たなスポーツが台頭してきていた。
二階堂トクヨは、四三が暮らす寄宿舎のすぐそばにある東京女子高等師範学校の助教授だった。トクヨは永井の使いで、寄宿舎に四三を訪ねてきた。永井とトクヨは、四三に「学校体操教授要目」という肋木とスウェーデン体操を基盤にまとめた分厚い冊子を渡した。永井はトクヨと共に、この冊子を持参して全国の学校を回るつもりだったが、トクヨが文部省の要請により英国留学することになってしまったため、四三に代役を頼みたいのだと言う。日々の練習があるからと四三は渋い顔をするが、永井は肋木の健康への有効性を説き、嘉納治五郎(役所広司)のやり方ではダメだと声を荒げた。そして、オリンピックでの四三の敗北やラザロの死などを持ち出し、理想ばかりで地に足がついていないと非難した。ついには、4年後も出場するなど暴挙と言う他ないと続けるのだった。
四三が永井との一件を可児に相談すると、可児は永井の思い込みの激しさから、行く先々で問題になっていることを話し始めた。先日も、とある小学校で竹馬をたたき壊し、肋木を作るように命じたという。永井は肋木にぶら下がった小学生に、落ちたら死ぬと思えと一喝したそうだ。驚く四三に、可児は学校体操教授要目でも、球技やマラソンは遊戯として、たった1ページにひとくくりにされていると教えた。
さらに、可児は嘉納の留守中に大日本体育協会に起こった事件について話し始めた。可児が把握していた借金はほんの一部であり、嘉納の留守中に多くの債権者が詰め掛け、可児は対応に追われていたのだった。押し寄せる債権者から逃れようとして、窓から飛び降りたことで可児は足を怪我してしまったのだった。そんな話に落ち込む四三に、可児は元気をだせと校庭に連れ出した。そこでは学生たちが、円形デッドボールなる球技をしていた。楽しそうだと言う四三に、可児は英国から伝わったれっきとした球技だと誇らしげだ。これこそ、後に全国の子どもたちに愛されるスポーツとなるドッヂボールの原型であり、可児の最大の功績だった。
その時、兄の実次(中村獅童)から手紙が届いた。そこには、ストックホルムの敗北を嘆く言葉が綴られていた。四三はストックホルムで、弥彦と二人だけで戦った孤独で苦しかった日々を思い出していた。
孝蔵の旅立ち
その頃、後の古今亭志ん生、美濃部孝蔵(山本未來)こと三遊亭朝太は、師匠の橘屋円喬(松尾スズキ)に稽古をつけてもらっていた。噺の途中、円喬がおもむろに孝蔵に、売れたいかと尋ねてきた。もちろん売れたいが、人にペコペコしてまで売れたくないと答える孝蔵に、円喬は旅に出てみろと言う。孝蔵は、円喬が別の師匠から1人貸してほしいと頼まれたことを、席亭から聞く。初高座で失敗したから破門になってしまったのだと勘違いする孝蔵に、席亭は円喬は孝蔵を評価しているのだと言う。にわかには信じられない孝蔵だが、以前、円喬に「フラがある」と言われた時のことを思い出した。芸はまだまだだが、孝蔵にはフラがあると言い、フラの意味を教えられたのだった。そして、土佐回りに行ってくれと頼まれ、23歳の孝蔵は旅に出ることになった。
孝蔵は、旅の間師匠となる小円朝の弟子万朝(柄本時生)と共に新橋駅に向かった。見送りに来ない円喬を薄情な師匠だと罵る万朝に、孝蔵は円喬が売れっこだから来れないのだと強がる。その頃、円喬は高座をひとつ終えて新橋駅に急いで向かおうとしていた。車屋の清さんをつかまえるが、孝蔵が旅に出ると知った清さんは驚いて、円喬を振り落としたことも気づかず走り出してしまう。追いかける円喬をしり目に、清さんと小梅は新橋駅に向かった。駅では孝蔵が列車に乗り込んでいた。一足先に着いた清さんと小梅は、何も告げずに旅立とうとしていた孝蔵を責めていた。そこへ、三遊亭小円朝が到着し、孝蔵に今日から自分が師匠だと念を押す。列車がまさに出発しようとするその時、円喬が駅に飛び込んできた。師匠と叫び、驚く孝蔵を、円喬はばかやろうと叱った。円喬は、これからは自分は師匠ではないと言い、小円朝を立てるが、小円朝に向かって大事な弟子を貸すのだから倍にして返せと首根っこをつかむ。さらに、孝蔵にはフラがあるのだから立派に育てろとまくし立てた。そして、袖から餞別だと、高級タバコの敷島を3箱出し、孝蔵に差し出した。孝蔵は敷島を胸に涙が止まらない。そんな孝蔵に、ちゃんと勉強しろと円喬は見送り、駅を後にした。
四三、弥彦、嘉納、それぞれの道
大正元年(1912年)11月 二階堂トクヨは、永井や学生たちに見送られ英国留学に旅立った。
大正2年(1913年)1月 三島弥彦がヨーロッパの視察と語学の勉強を終え、半年ぶりに新橋駅に着いた。天狗倶楽部の面々に迎えられ、記者たちからもインタビューを求められる弥彦。記者の本庄(山本美月)に負けた気分はどうかと尋ねられると、弥彦はすっきりしたと清々しい。
天狗倶楽部とビールを飲みかわしながら、弥彦はこれからはすっぱり諦めて銀行員になると言い、スポーツは趣味としてワイワイやるのが生に合うと、野球バットを持ち出し陽気だ。1人盛り上がる弥彦に対し、吉岡(満島真之介)は「俺たちは天狗ではない、人間にもどるのだ」とうつむく。さらに、押川(武井壮)が立ち上がり、天狗倶楽部を解散しようと考えていることを告げ、弥彦は驚いてしまう。押川や吉岡らメンバーの年齢がもう若くはないこと、明治から大正に変わりスポーツを軽視する風潮が強くなっていることなどが解散の理由だった。さらに新聞には、野球は害悪だとして、アメリカを批判する内容も書かれているという。弥彦はその偏見に憤慨し、スポーツ大国アメリカへ渡ると言い出し、横浜正金銀行のサンフランス支店に赴任し、アメリカが強い理由を確かめると息巻いた。弥彦の気迫に、仲間達もまた活気を取り戻すのだった。
3月 嘉納は未亡人となった大森安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)と共に帰国した。大森兵蔵(竹野内豊)はカリフォルニアの病院で息を引き取った。安仁子が描いた大森の肖像画を前に、嘉納をはじめ出迎えに来ていた四三や弥彦も頭を下げた。安仁子は大森の意思を継ぎ、日本にとどまることにしたのだった。
嘉納が東京高師に戻ると、嘉納の机は隅に追いやられ、そこは物置と化していた。変わり果てた体協の姿に嘉納は憤慨し、可児に問いただす。可児が新しい理事として岸清一(岩松了)を紹介すると、永井が嘉納が作った借金の返済や体協の財政立て直しを弁護士の岸が一手に引き受けたのだと補足した。さらに、永井は新しく副会長職を設け武田千代三郎(永島敏行)が就任したことを告げた。驚く嘉納に、永井は時代は変わったのだと不敵な笑いを浮かべる。
四三は弥彦と浅草の十二階に来ていた。卒業後の進路は決まったのかと尋ねる弥彦に、四三はまだ卒業まで1年あるから家族とも相談するつもりだと言う。弥彦は、四三はまだ若いのだから、ベストを尽くせば4年後に必ず勝てると言った。しかし四三はそうだろうかと顔を曇らせた。四三らしくないと不思議がる弥彦に、四三はオリンピックの前後で東京が変わった気がすると言う。四三は敗北を非難される中で、自分たちが精いっぱい戦ったことさえ無かったことのように感じていた。弥彦に、オリンピックで戦ったことは、まぎれもない現実だと肩を叩かれ、四三は良かったとホッとするのだった。誰もそのことを証明してはくれないため、四三は東京にいる自分がまるで嘘の自分のように感じていたのだった。情けないとうつむく四三に、弥彦は確かめに行こうと誘った。
2人はオリンピックのニュース映画を観にいった。2人が写っている映像は、ほんの短いものだったが、2人の脳裏にはストックホルムで戦った日々のことが浮かんでいた。四三と弥彦に笑顔が戻った。
四三は熊本へ向かう列車に揺られていた。実次から一度実家へ戻るように便りが来ていたのだ。四三は実家に着いてもなかなか扉を開けることができない。その時、祖母が中から扉を開けて現れた。四三がオリンピックでの敗北を詫びると、実次は何も言うなと制し、何日いられるのかと尋ねてきた。四三は不思議に思いながら4~5日と答えると、家族も実次もそれは良かったと喜ぶ。さらに実次は、悪いようにはしない、何も言うな、俺に任せろだけを繰り返し、四三をどこかに連れて行った。
暗い座敷で、四三は実次と座っているが落ち着かない。実次は、四三の卒業後の進路について、熊本に戻り教師になるように告げ、今から見合いをしてもらうと言い、四三を驚かせる。すると襖が開き、四三が振り返ると女性が頭を下げていた。その女性は、春野スヤだった。驚く四三に構わず、料理が運ばれてくる。
実次は、実は…と話し始めた。
いだてんのキャスト
第14回から新章がスタートし、新キャストも続々登場。
本日、第14回より新章スタート!新たなキャラクターもぞくぞく登場!#四三 に厳しく詰め寄る #二階堂トクヨ(#寺島しのぶ)と、#孝蔵 の 噺家仲間 #万朝(#柄本時生)。お見逃しなく!
📺#いだてん 第14回「#新世界」本日[総合]夜8:00 pic.twitter.com/GmXTZMWa4R
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年4月14日
大日本体育協会に強烈な個性の2人が登場!
新たに加わるのは、#岸清一(#岩松了)と #武田千代三郎(#永島敏行)。財政の立て直しに乗り出します。📺#いだてん 第14回「#新世界」本日[総合]夜8:00 pic.twitter.com/5VuXHxxCeU
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年4月14日
中村勘九郎(金栗四三役)・綾瀬はるか(春野スヤ役)・生田斗真(三島弥彦役)・役所広司(嘉納治五郎役)・中村獅童(金栗実次役) ・大竹しのぶ(池部幾江役)・寺島しのぶ(二階堂トクヨ役)・ビートたけし(古今亭志ん生役)・森山未來(美濃部孝蔵役) ・杉本哲太(永井道明役)・古舘寛治(可児徳役)・永島敏行(武田千代三郎役)・岩松了(岸清一役)・永山絢斗(野口源三郎役) ・満島真之介(吉岡信敬役)・山本美月(本庄役)・神木隆之介(五りん役)・橋本愛(小梅役)・荒川良々(今松役) ・峯田和伸(清さん役)・松尾スズキ(橘家円喬役)・宮崎美子(金栗シエ役)・柄本時生(万朝役)・シャーロット・ケイト・フォックス(大森安仁子役) ・竹野内豊(大森兵蔵役)
いだてんのスタッフ
作:宮藤官九郎
音楽:大友良英
題字:横尾忠則
「いだてん」第15話が待ち遠しい! そんな時は第14話 をもう一度見てみよう!
オリンピックでの敗北により、予想以上の非難を受けた四三ですが、それでも4年後のオリンピックを目指し、走り続ける決意をします。
次回は、そんな四三に結婚という人生を左右する大きな変化が訪れます。 綾瀬はるかさん演じるスヤとどんな夫婦になっていくのか、今から楽しみです!
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