2018年度のアカデミー賞において、最も成功を収めたであろう映画「グリーンブック」。作品賞、脚本賞、助演俳優賞の3部門で受賞を果たし、作品としての評価もかなり高い。黒人差別というヘビーな題材ながらも、作品全体に漂うコミカルな雰囲気、そして、人種の異なる2人の男の友情と旅の行方には目が離せません。
今回は映画『グリーン・ブック』の動画を無料視聴する方法をまとめていきます。
Contents
- 1 映画『グリーン・ブック』無料視聴可能な動画配信サービスは?
- 2 映画『グリーン・ブック』の作品紹介
- 3 映画『グリーン・ブック』の原作・監督・主題歌紹介
- 4 映画『グリーン・ブック』のネタバレあらすじ
- 5 映画『グリーン・ブック』の登場人物・キャスト
- 6 ドン(マハーシャラ・アリ)
- 7 映画『グリーン・ブック』の魅力①男の友情
- 8 映画『グリーン・ブック』の魅力②差別問題の描き方
- 9 映画『グリーン・ブック』の感想・評価は?
- 10 映画『グリーン・ブック』を見た筆者の感想
- 11 『グリーン・ブック』同監督の映画を無料視聴可能なおすすめ動画配信サービス
- 12 映画『グリーン・ブック』を無料で見るなら動画配信サービス
映画『グリーン・ブック』無料視聴可能な動画配信サービスは?
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映画『グリーン・ブック』が日本で公開されたのは、2019年3月1日ということもあり、動画配信サービスで公開されるのはまだ先になることが予想されます。
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映画『グリーン・ブック』の作品紹介
2018年11月16日にアメリカで公開された映画『グリーン・ブック』。近年のハリウッドのトレンドでもある「ポリティカル・コレクトネス」。差別を撤廃し、多様性のある社会を目指す中で、映画界も同様の流れが生まれています。
その潮流の中で生まれたのが映画『グリーン・ブック』ではあるのですが、この映画は少し異色ともいえます。
この映画では、白人の用心棒と黒人のピアニストの2人の男性が登場するのですが、ここに出てくる白人男性は粗野でガサツ、人種差別的な言動もはばからならい様子です。そんな中でも、2人で過ごす時間の中で、さまざまな困難を乗り越え、友情を育んでいく様は、現代的な多様性を求める社会のあり方とは少し異なるかもしれません。
そういった部分で批判も強い作品ではありますが、アカデミー賞では作品賞含む3部門での受賞を達成しました。
映画『グリーン・ブック』の原作・監督・主題歌紹介
・監督:ピーター・ファレリー
・脚本:ニック・バレロンガ
・製作:ジム・パーク
・製作総指揮:ジェフ・スコール
・出演者:ヴィゴ・モーテンセン
マハーシャラ・アリ
・音楽:クリス・パワーズ
・配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
・製作国:アメリカ
監督を務めたのは「メリーに首ったけ」やジム・キャリー主演のコメディ映画を数多く作ったピーター・ファレリー監督です。コメディ畑ではありますが、上記の作品に関しても、知的障害者や二重人格など、マイノリティ的な立場にいる人々を描いてきた監督でもあります。
映画『グリーン・ブック』のネタバレあらすじ
1960年代のアメリカでは、「ジム・クロウ法」という黒人の一般公共施設の利用が禁止されるというルールが制定されていました。
ニューヨクで用心棒をしていたトニーは、務めていたナイトクラブの閉鎖に伴い新しい仕事を探します。その中で、コンサートツアーの運転手を募集していたアフリカ系アメリカ人のピアニスト・ドンと出会います。
トニーは、ドンの運転手として、黒人が使うことが許可された施設のガイド、通称「グリーンブッグ」を片手に、旅を始めます。
最初は性格の合わない中で、衝突を繰り返していきます。トニーはとにかく粗野で乱暴な性格を持っており、逆にドンは上品で洗練された性格を持っています。
ただ、各地で差別的な扱いを受けるドンに対して、そのたびにトニーは彼を守っていきます。
映画『グリーン・ブック』の登場人物・キャスト
トニー(ヴィゴ・モーテンセン)
ナイトクラブで用心棒をしていたイタリア系白人。仕事を失ったことをきっかけにドンの運転手を務めることになる。
SI 俺達はいつでも2人で1つだった 地元じゃ負け知らず そうだろ
SI 俺達は昔から この街に憧れて 信じて生きてきた
なぜだろう 思いだした 景色は
旅立つ日の綺麗な空 抱きしめて#グリーンブック#青春アミーゴ pic.twitter.com/VEe4B1Xh9M— 映画『グリーンブック』公式 (@greenbook_jp) 2019年3月16日
ドン(マハーシャラ・アリ)
アフリカ系アメリカ人のピアニスト。性格の合わないトニーを運転手として雇い、各地でコンサートツアーをするために旅を続ける。
#グリーンブック 公開まで
あと・・・・#最強のおじさん#トニーとドン pic.twitter.com/SwRwP7OMZu— 映画『グリーンブック』公式 (@greenbook_jp) 2019年2月26日
映画『グリーン・ブック』の魅力①男の友情
映画『グリーン・ブック』の魅力としては、差別などの社会的なテーマを抜きにしても、2人の男の友情に感化されてしまうという点です。旅を続ける中で、差別に基づく、トラブルが頻発していく中でも、それでも2人は理解し合い、許容し合う中で、最終的には友情を深めていく。ただ気を使うだけではなく、ある程度踏み込んだ中で成立する友情は、なかなか手に入るものではありません。
そういった友情物語としても、本作は多大な魅力を持っています。
映画『グリーン・ブック』の魅力②差別問題の描き方
そして、おそらくこの映画の時代背景の中で、最も友情を育むことが難しい2人だからこそ、この映画は魅力的なものになっていることでしょう。人種も立場も性格も何もかも違う2人、そんな2人がわかり合う過程を描いているからこそ、現代の差別問題や多様性に対する1つの視点を与えている映画と言えるかもしれません。
そして、人種差別を題材においているにも関わらず、観た人を暗い気持ちにさせず、最終的にハートウォーミングにさせる、素晴らしい映画だと思います。
映画『グリーン・ブック』の感想・評価は?
昨夜、グリーンブックを観てきました。人種差別という重いテーマを扱っているけど、不勉強な私にもとっかかりやすく描かれていてありがたかったです。ところどころでクスッとほんわりさせてくれるエピソードも!
製作陣が大切に作った映画なのが本当によくわかります!https://t.co/kPRztKTwds— れいく✈︎ (@lakeofswan) 2019年3月21日
最後のニューヨークへの家路は特に温かかったです。警察官も然りですが、奥様の最後の一言が落語の人情噺のサゲのようで、これを聴くためにもう一回観たいとも言えます。クリスマスが近付くと観たくなる一本が増えました。#グリーンブック
— 昔、提督でした (@Mp91Definf) 2019年3月21日
そういえばこの間グリーンブック観てきたんだけどとっても良かったので、もっとヒットしてほしいなあー
黒人ピアニストのドクが「白人でも黒人でも人間でもない、私は一体なんなんだ」って叫んだシーンは特に心に刺さった— 月雪 鈴花 (@luna_campana) 2019年3月21日
映画『グリーン・ブック』を見た筆者の感想
他人と分かりあうためには何が必要なのかを考えされられる映画でもありました。当然ながら他者を尊重し、傷つけないことは最重要におかなければなりません。しかし、そこばかりに注意していては、いつまでも表面的な関係しか築けないことは明らかです。
仲の良い友人関係というのは、時に嫌なことも言い合える関係性でもあります。なんでも言える、でも、究極的な部分では、相手に配慮をしている。そんな理想的な人間関係がこの映画の中では表現されていたのではないかと思いました。
『グリーン・ブック』同監督の映画を無料視聴可能なおすすめ動画配信サービス
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映画『グリーン・ブック』を無料で見るまでの予習として、同監督の映画を動画配信サービスで見てみましょう。
①メリーに首ったけ

映画「メリーに首ったけ」は1998年に公開されたラブコメ映画です。キャメロン・ディアスの出世作ともなった本作は、ラブコメの定番として幅広い人気を獲得しています。
映画「メリーに首ったけ」はU-NEXTで配信されています。
②ふたりの男とひとりの女

コメディ映画の大スター・ジム・キャリーが主演する映画「ふたりの男とひとりの女」・二重人格を持つ主人公をジム・キャリーがコミカルに演じ分けます。
映画「ふたりの男とひとりの女」はU-NEXTで配信されています。
映画『グリーン・ブック』の監督を務めたピーター・ファレリー監督は、主にコメディを主戦場とする映画監督です。そんな彼がキャリアを積み重ねたのちに生み出されるのが映画『グリーン・ブック』です。
映画『グリーン・ブック』は黒人差別を題材にしながらも、重くなりすぎず、全体的にコミカルな雰囲気が流れる映画でもあります。このような演出もコメディ映画を数多く撮ってきた監督だからこそできる技なのかもしれません。
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映画『グリーン・ブック』を無料で見るなら動画配信サービス
映画『グリーン・ブック』は、アカデミー賞でも3冠を達成するなど、2018年最も評価された映画の1つといえるでしょう。この作品を見逃さないわけにはいきませんね。しばらくすると動画配信サービスでも公開されると思いますので、ぜひ楽しんでみてください。