2018年度のアカデミー賞の中で最も注目を浴びた作品が「女王陛下のお気に入り」です。
18世紀初頭のイギリス宮廷を舞台に繰り広げられる女性たちの人間模様が描かれています。
女王を中心に、彼女の寵愛を奪い合う2人の女性、そして、宮廷という高貴な場所でしたたかにいきていく人々は、現代社会にも通じる風刺的な意味合いを持っています。
今回は映画「女王陛下のお気に入り」のあらすじ・キャスト・感想・評価と、動画を無料で見る方法をまとめていきます。
Contents
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映画「女王陛下のお気に入り」は、2018年11月23日にアメリカで公開され、日本での公開は2019年2月15日となっています。
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映画『女王陛下のお気に入り』の作品紹介
日本で公開されたときには「イギリス版大奥」なんてキャッチフレーズがついていましたが、イメージ的にはまさにそういった感じの映画でもあります。
18世紀初頭のイギリスを舞台に時の権力者でもあるアン女王、その側近サラ、そして、突然宮廷に訪れたアビゲイルという3人の女性が中心となって物語は進んでいきます。
アン女王の寵愛を巡って、サラとアビゲイルが激しくもしたたかに戦いを繰り広げます。高貴な宮廷の中で起きる下衆な人間模様が描かれている映画です。
映画『女王陛下のお気に入り』の原作・監督・主題歌紹介
監督
ヨルゴス・ランティモス
脚本
デボラ・デイヴィス
トニー・マクナマラ
製作
セシ・デンプシー エド・ギニー
製作総指揮
ダニエル・バトセク デボラ・デイヴィス
出演者
オリヴィア・コールマン エマ・ストーン レイチェル・ワイズ
製作国
アイルランド、アメリカ、イギリス
配給
フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
監督のヨルゴス・ランティモスはギリシャ・アテネ出身の45歳。「籠の中の乙女」でカンヌ国際映画祭「ある視点賞」を受賞し、知名度を増していく。その後も「ロブスター」や「聖なる鹿殺し」といったシニカルで作家性の高い作品を生み出していきます。
キャストには、同監督作品に出演したこともあるオリヴィア・コールマン、レイチェル・ワイズに加えて、「ラ・ラ・ランド」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したエマ・ストーンが加わっています。
映画『女王陛下のお気に入り』のあらすじ
18世紀初頭のイギリスでは、当時フランスとの植民地争いで戦争状態が続いていました。宮廷では、時の権力者のアン女王を始め、戦争で苦しむ国民たちとは無縁の贅沢で優雅な暮らしに明け暮れていました。
アン女王は持病の痛風を患っており、精神的に不安定なため、政治的意思決定は側近のサラに任せていました。
そこに現れたのがアビゲイル。アビゲイルは没落貴族でもあり、幼少時代に劣悪な境遇だったのですが、サラの従姉妹であるという立場を使って、宮廷に戻ってきます。最初は下働きとして雇われていたのですが、アビゲイルが摘んだ薬草によって、アン女王の痛風の痛みを和らげたことをきっかけに、女王に取り入っていきます。
女王の幼馴染という立場を使って、これまで女王の寵愛を受けていたサラ、そして、持ち前の狡猾さと包容力によって寵愛を奪っていくアビゲイル。2人の女性が女王のお気に入りをかけて激しいバトルを繰り広げていきます。
映画『女王陛下のお気に入り』の登場人物・キャスト
アン女王(オリヴィア・コールマン)
🎀第91回 #アカデミー賞🎀
【主演女優賞受賞】
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— FOXサーチライト・ピクチャーズ (@foxsearchlightj) 2019年2月25日
18世紀初頭のイギリスを収める女王。しかし、持病に痛風を患っており、過去に17人の子供を失くしているという過去を持ち、精神的にも不安定な状態になっている。
アビゲイル・メイシャム(エマ・ストーン)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『#女王陛下のお気に入り』
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宮廷に突如として現れた没落貴族。狡猾さと包容力を武器に女王との距離を詰めていく。
マールバラ公爵夫人サラ(レイチェル・ワイズ)
\賞レース情報📣/
♦️♠️『#女王陛下のお気に入り』♣️♥️🃏ジョージア映画批評家協会賞
9部門ノミネート👏
作品賞
主演女優賞(#オリヴィア・コールマン)
助演女優賞(#エマ・ストーン、#レイチェル・ワイズ)
監督賞(#ヨルゴス・ランティモス)ほか#FOXサーチライト pic.twitter.com/Y52pUX3AYL— FOXサーチライト・ピクチャーズ (@foxsearchlightj) 2019年1月10日
女王の側近。子供時代女王と幼馴染だったことを理由に立場は違えど、女王に対してなんでも言える関係を持つ。精神的に不安定な女王に変わって、政治的な意思決定も行なっています。
映画『女王陛下のお気に入り』の感想
映画「女王陛下のお気に入り」の魅力としては、宮廷という高貴な舞台で繰り広げられる下衆な人間ドラマというギャップにあります。これは単なるコメディとしてではなく、どんなに高貴な権力者であっても、所詮その程度であるということを風刺するような意味合いも含まれており、この映画が単なる宮廷コメディにとどまっていないことを示しています。
映画のほとんどのシーンで宮廷が舞台となっているのですが、宮廷の外では国民たちが戦争や重税で苦しんでいることが示されています。しかし、そういったシーンは一切なく、あくまで宮廷内で起きていることだけが映し出されています。
宮廷で優雅な暮らしをする高貴な人たちの世界観の狭さを如実に表現してもいるわけです。
こういった要素を含むことから何百年も昔の物語ではあるのですが、現代社会にも通づるような風刺が込められているというのがこの映画の魅力です。
映画『女王陛下のお気に入り』はアカデミー賞主演女優賞受賞の演技力
そして、外せないのが3人の女性たちを演じる実力派女優たちです。
主演のオリヴィア・コールマンはアカデミー賞主演女優賞を受賞し、レイチェル・ワイズとエマ・ストーンもアカデミー賞助演女優賞にノミネートされるなど、この3人の演技がどれだけ素晴らしかったかを物語っています。
特に、オリヴィア・コールマン演じるアン女王は非常に魅力的で、高貴な立場にいるにも関わらず、醜い容姿、幼い精神、自分勝手で不安定というおおよそ女王には見えない人物像を見事に演じきっています。
こういった女優たちの名演技が映画「女王陛下のお気に入り」の世界観をより明確に表現したのはいうまでもありません。
映画『女王陛下のお気に入り』の感想・評価は?
女王陛下のお気に入り、サラが舞踏会で男と踊ってるのを見てアン女王がブチ切れ、女王がサラを平手打ちした後ふたりで笑いながら走るシーンがめちゃくちゃ良くて、女王の傲慢だが憐れで愛らしい独占欲、サラの優しさと根本的立場の弱さ、暴力と愛情の高揚が凝縮された本当に素晴らしいシーンだったな… pic.twitter.com/9wJmYxbU4j
— 生存 (@nighty_queer) 2019年2月25日
ヨルゴス・ランティモスが変態監督とは知らず「女王陛下のお気に入り」ってタイトルにまんまと騙された隣の席のお上品そうなお婆さんが「はわわぁ」って口抑えて驚いてたのが素敵すぎた #女王陛下のお気に入り pic.twitter.com/Mfia5Y4xyH
— タイラーP@映画の感想.com (@eiganokansoucom) 2019年2月26日
『女王陛下のお気に入り』
王室のドロドロした人間模様が面白い✨
3人の下衆さに最初から最後まで飽きずに楽しめました😊
エマ・ストーンの悪女役が最高だったな〜! pic.twitter.com/4YXHjMnuDG— ちびこ (@mry25vDAYnetl2H) 2019年2月24日
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